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働くことや子育てが“幸せ”につながる秋田へ

生きがいや豊かさにつながるはずの労働や子育てが私たちを苦しめている現実。そんな現実を何としても変えたいと思いました。

  • 私は、県南の小さな農家で育ちました。

    父や兄は、私が小3の冬から出稼ぎに、母は、朝4時に一仕事終えてから朝食の準備、夜も葉タバコの選別などで休む暇もなく働いていました。それでも、農機具購入などでつくった借金が減らず、家族を苦しめていました。

    労働組合で社会の仕組みを学ぶなかで、実は、農業は政治によって翻弄されてきたことを知りました。ならば、政治によって両親の暮らしを楽にすることができるのでは? と考えたことが、政治に関心を持ったきっかけであり、原点です。

  • 学校事務職員として小・中学校で働くなかで、様々な子どもたちや保護者の「生きにくさ」を目の当たりにしました。経済的な理由で進学をあきらめた子、ダブルワークしながら懸命に子どもを育てている親御さん、朝方仕事から帰ったお母さんと少しでも一緒にいたくて、泣きながら登校をいやがる子。育てる子どもが多いほどのしかかる経済負担・・・。
    一方、学校を巣立った子どもたちは、格差社会のなかで苦しんでいました。何度も採用試験に落ちて、自分自身の存在を否定されたと心をすぼめてしまった若者、過重労働で心身とも疲れ果て秋田に戻ってきた若者。長時間労働や低賃金に苦しむ多くの労働者・・・。

    この30年、格差は拡大し、貧困は以前にもまして深刻化していると感じています。ワーキング・プアという言葉が誕生するほど、8時間働いても生活できる収入が得られない人たちが増えています。そのことが子どもたちの学びにも深刻な影響を与えていると思います。生きがいや豊かさにつながるはずの労働や子育てが、私たちを苦しめている現実。そんな現実をなんとしても変えたいと思いました。

  • 様々な方からお話を伺う中で、最も深刻だと感じているのは、働き手の不足です。学校でも教員のなり手が不足し、休んでいる教員の替わりが見つからず、教務主任や教頭が担任を兼務したり、不調になっても休めず薬を飲んで頑張ったりという事態が生じていました。 2022年10月に秋田中央交通がダイヤ改正を行い便数の削減を行いましたが、主な理由は乗務員不足でした。さらに、保育士を募集しても応募がない。林業で働く若者がやっと入っても辞めてしまう。自治体でもコロナ禍対応に人員が割かれ、万が一の災害に対応できない状況…等、深刻な状況が続いています。

    買い物や病院に出かけたり、子どもを育てたり、学んだり、介護施設を利用したり…、生きていくうえで必要不可欠な職場の働き手不足は、私たちの生活に直結する問題です。今すぐ手を付けなければ、秋田は存続できないと感じています。

  • 2023年4月の県議会議員選挙に出馬するにあたり、大事にしていること。それは、とことん県民の声に寄り添いその立場に立つことと、その課題にかかわる当事者と一緒に考え声を上げていくことです。それを学んだのはイージス・アショア配備計画(2017-2020)撤回のたたかいでした。決して覆せないだろうと言われていたあの計画を、撤回までに追い込んだ大きな要因は、反対する住民たちの熱意であり、県民世論でした。

    様々な課題に対し、単に議員が声を代弁するのではなく、当事者と一緒に考え、賛同者を増やし、より大きな世論にして議会を動かしていくこと。そして、その取り組みを通じて当事者も議員も学びあい、より良い社会を一緒に創っていくことが大切だと思います。
    一緒に語り合い、学びあって、よりより秋田を創っていきましょう。

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